怒っている人
怒っている人
テレビを見て「何だ!このタレントは!」と怒鳴っている方・・・
ニュースを見て「何だ!この議員は!」と怒鳴っている方・・・
時々、このような方いらっしゃいますよね。
(あら、うちのお父さんとおんなじだわ・・・と思われた方もいるかも)
全てじゃないかもですが、
ご自分とテレビに出てらっしゃる方と、比べてらっしゃいます。
無意識で「自分の方が偉いんだ!」と思ってらっしゃる・・・
さらに深い無意識では「認められたい!」と思ってらっしゃいます。
実際に、ご家族に向かって「私を、尊敬するように!」と、御触れを出す方もいます。
こうなると、家族関係が、お殿様と家来の関係になったりします。
横暴なお殿様に仕える従順な家来・・・このようになってしまうと
従順な家来側は「私ばっかり我慢している!」と、腹が立ってきますよね。
お殿様になりたい方は、「認められたい!」と思っています。
つまり、「だれからも認められていない」という欠乏感で一杯です。
だから、その弱い自分を隠すために、テレビに向かって「何だ!」と怒鳴って、
自分のほうが強いぞ偉いぞと吠えているんですね。
これが、丸っきりの他人なら「よそ様の劣等感は受け取らない」と思っていれば良いのです。
でも、家族になるとつらいですね。
どうしましょうか・・・
キーワードは、「誰に認められたいのか?」です。
これは、十中八九、その方のお父さんやお母さんから認められたいのです。
子供の頃、すごく頑張っていても、ご両親が「まだ、まだ、もっと頑張れ」と仰ったのだと思います。
やっても、やっても、頑張っても、頑張っても、認められない・・・
子供として、やるせないですね~
解決策として「認めればいいのか」になるのですが、
周りの方が、認めて気が済む場合もあると思います。
ご家族の場合は、認めても・認めても、枯渇感があるから満足されない場合があります。
この場合は、認めるより「ほめる」がよいと思います。
大げさにほめるとイヤミになったりします。
さりげに、さらっと、小さな事を「ほめる」とよいと思います。
家族から、小さな事をほめられると自信がついてきます。
この自信が、安心感になります。
劣等感も小さくなります。
よそ様と比較しないようになっていきます。
「お父さん、テレビ見て怒鳴って、ほんと、血圧上がるよ!」と
「そんなに怒るなよ」と、注意するより、
「あら、お父さん、ナカナカ洞察力があるのね、さすがね」とか
さらっと、ほめてあげるとよいと思います。
「ほめ言葉」は沢山ありますので、日ごろから集めておきましょう。
猫ピカイアこと光乃 樫穂(こうの かしほ)
いつも怒っていたお父さんやお母さん、
子供を良くしようと叱責してるのですが、
逆効果になっています。
子供もすごく傷ついています。
あなたのインナーチャイルドを癒しませんか・・・
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