亡くなった猫がたむけてくれる愛
応用編アニマルコミュニケーション習得講座では、
亡くなったペットちゃんとお話する練習をします。
15年前に亡くなったペットの猫ちゃんとお話されました。
飼い主さんは、猫ちゃんが亡くなるとき、十分に治療できなかったので、
猫ちゃんにすまない気持ちが今もあると仰っていました。
飼い主さんに、亡くなった猫ちゃんと直接お話できるように、セッティングしました。
「十分な治療が出来なくてごめんね。長生きしたかったですか?」と猫ちゃんに聞くと、
猫ちゃんは、飼い主さんに「長生きしたいと思ってないよ、怒っていないよ、出会えて嬉しい」とお話してくれました。
飼い主さんは、猫ちゃんが死を受け止めていたことがわかりました。
猫ちゃんに家族へのメッセージがありますか?と聞くと、
猫ちゃんは、お父さんへ「身体を大切にね」
お母さんへ「のんびり、ゆったりしてね」
飼い主さんへ「やりたいこと、やってね」
飼い主さんの娘さんへ「今の猫と仲良くしてね」と
メッセージを伝えてくれました。
「今の猫と仲良くしてね」というのが、ひっかかりました?
どういう意味ですか、15年前に何があったのですか?と飼い主さんに聞きました。
「15年前、離婚して娘を連れて実家へ帰りました。
亡くなった猫は、実家にいたんです。
当時、私が猫を可愛がると、娘が猫にやきもちを焼いて
騒いだのです。」とおっしゃいました。
そのお話を聞いていると、娘さんの怖がっている気持ちが伝わってきました。
お父さんとお別れして、今度はお母さんまでどこかへ行ってしまうのではないか?
猫を可愛がるお母さんを見て、当時幼子だった娘さんは、大きな不安を感じたのです。
不安を表現できなくて、騒いだというのが、猫ピカイアにつたわって来たのです。
そのことを飼い主さんに伝えると「今、やっとわかりました。今まで気が付かなかった。
娘にも猫ちゃんにも、悪いことした」とおっしゃっていました。
亡くなった猫ちゃんは、そんなことに、もうこだわってはいませんでした。
それより、今のご家族が信頼しあって仲良くすることを望んでいました。
亡くなった猫ちゃんは「家族が信頼しあっているのって、気持ちいいでしょ」と言っていました。
飼い主さんも、亡くなった猫に教えられたとおっしゃって、
飼い主さんのお母さんが、しつけに厳しくて、大きくなった飼い主さんの娘さんに
色々注意するが、娘さんは反発していると、それでお家の中に緊張感があると
お話して下さいました。
亡くなった猫ちゃんは、そこが心配だったんですね。
亡くなった猫ちゃんは、飼い主さんへ沢山の愛を流してくれました。
飼い主さんもしっかりその愛を受け取って下さいました。
「猫ちゃんからの愛はすごいですね、びっくりしました」とおっしゃっていました。
私たちは、ペットを飼っている、面倒見ていると思っているのですが、
じつは、ペットが飼い主さんへ雪崩のように愛を流してくれているのです。
次の亡くなったペットちゃんは、
ボランティアで、面倒をみていた犬が亡くなったとおっしゃるので、この犬と繋がって頂きました。
ボランティアさんが面倒見ているのですから、大変な過去があったのでしょうね。
でも、この犬ちゃんは、飼い主さんに「可哀相って思わないで、幸せになるよと応援して欲しい」と伝えてきたのです。
ボランティア団体さんで、里親を待っている犬猫たちを、「可哀相な子達」と、ついみてしまいます。
かわいそうな子達という失礼な見方をして、ごめんなさいという気持ちになりました。
応用編アニマルコミュニケーション習得講座、今回も濃い~内容になりました。
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