心の旅・悟りを開くまで*スピリチュアル能力が開きにくい人
スピリチュアル能力が開きにくい人の説明
スピリチュアル能力がまったくない人と、出来ない人と、
スピリチュアル能力が開きにくい人は全然違います。
早い話、スピリチュアル能力をひらくためには、
何よりも何よりも、第一番目に必要なのは
感性・感受性です。
一番最初に、感性や感受性が開いて、次へ行くことが出来ます。
滝行とか、断食とか、お経100万遍唱えるとか関係ないのです。
感性や感受性が開いている方は、スピリチュアル能力の開発は早いです。
ところが、この感性や感受性がカチカチの方がいます。
そして、もう一つのパターンでスピリチュアル能力が開きにくい方がいます。
心の旅をされている方です。
「感性や感受性がカチカチの方」と「心の旅をさせている方」についてお話したいと思います。
1*スピリチュアル能力が開きにくい【感性や感受性がカチカチの方】
赤ちゃんの頃は、瑞々しい感性を持っていました。
素直にお腹が減ったら泣いて母親を呼びます。
あやされると嬉しくて素直に笑います。
素直に笑い・泣き・怒ると感情を表現していました。
素直に・・・ここが大事なんです。
成長すると、素直さが無くなって、そのかわりに
感情を無視するようになります。
傷つきたくないから、感情を無視して、感情を感じていても認めないように感情を抑え込んで、何事もなかったフリをします。
でも、心の奥底は傷ついていますから、「すねる」のです。
だから頑固なったりします。
頑固になるとよそ様を自分色に変えようと躍起なります。
自分色に変わらなかったら、怒るんです。
他には「かわいそうな私」と自己憐憫になったりします。
「私が不幸なのは○○のせいだ!」とおっしゃるんです。
自分は何も悪くない、悪いのは全部○○のせいなんですとおっしゃる。
これを他罰といいいます。
やっかいだ~
そうです、やっかいな人々なんです。
でも、心の中は「ブドウとキツネ」状態です。
愛が欲しいのに
認めて欲しいのに
すねて、孤高に生きるのだと息巻いています。
すねないで、きらくに「ブドウを一緒に取ろうよ、手伝って!」といえばよいだけなんです。
でも言えない・・・・
「よそ様に手伝ってなんて言えませんわ、自分のことは自分ですることが大切でしょう!」
志はすごいです。
しかし
かたくなな心には潤いがありません。
硬いものはもろいんです。
潤っていればしなって元通りになるんです。
ジョウロの水のように、潤いを心に撒きましょう。
その第一歩が、あなたの感性を感じることです。
今、この瞬間、何を感じますか?
暑い、寒い
おなか減った、おなか一杯
雨が降っているから○○だ!
お天気で○○だ!
等等、
色々感じることがあると思います。
今、この瞬間、あなたの心が、ウキウキしていなくても大丈夫です。
何にも感じなのなら「平常心」です。
平常心はとても大切です。
綺麗なものを見たり、風を感じたり、匂いを感じたり、して
身体で何か感じてみましょう。
「なんとなく気持ち良い」でも大丈夫です。
今、この瞬間、イライラするなら、イライラや不安の原因を書き出してください。
イライラの原因をよく見ると、期待と違っていたのでイライラがわいてくるのです。
何を期待したかそこをしっかりみると、ひとつ殻が破れます。
会社で、君に期待しているよ!と仕事の成功を期待されて
頑張る方と、逃げちゃう方もいます。
頑張る方も逃げちゃう方も、心の動きをよく見ましょう。
ここで頑張って一気に出世だ!と素直に思えるならOKです。
ここで頑張っても手柄は部長がさらうのさ!とおもうなら
認められたくない心があります。誰に認められたくないのか?
だれに認められたいのか?考えてみましょう。
逃げちゃう、逃げちゃいたい人は、自分を表にさらすのが怖いです。
他人の目が気になります。やらないうちから、出来なくて失敗している自分を
イメージしています。心の奥では、本当はこれぐらい出来ると思っています。
会社の人の目が気になるのではなく、お父さんやお母さんの、
ネガティブ躾ではないでしょうか?
お父さんお母さんの昔からの小言通りに行動しないように、
万全を尽くしましょう。万全を尽くして、助けてもらって何度も練習すれば大丈夫!
お父さんお母さんの昔からの小言ってなに?
それは、こんなの
「やっぱり、お母さんの言った通りや、あんたはいっつも抜けているんや!」
約85%の家庭は機能不全ですから、
このような叱責も多かろうと思います。
約85%の家庭の父母は、子供の足もとに
ネガティブ地雷をまき散らしています。
子供のころから、毎日だから、けっこう、無意識に入っていますよ。
でも、大丈夫、無意識の中に有ると、気が付けば何とかなります。
感性を磨くことは、あなた自身があなたの心や体に注意を向けることです。
2*スピリチュアル能力が開きにくい【心の旅をさせている方】
【心の旅をされている方】とは
家族やお友達が悲惨な亡くなり方をされている方です。
家族やお友達の死を受け入れることが出来ないので、
死を受け入れるまでの過程を「心の旅」と表現しています。
または、お友達や知り合いの方々の死に、
なんらかの形でかかわった方も、死を受け入れる
ことが出来ずに「心の旅」をされています。
身人の死は、なかなか受け入れることができません。
傷ついた心を癒して、明日への希望がもてるようになるには
長い年月が必要なことも多いです。
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ある方は、ご家族の死から20年間も心の旅をされて
救いや癒しを求めてスピリチュアルセミナーのジプシーを
繰り返していらっしゃいました。
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世の中には、ご家族の死の悲しみを乗り越えられずに、
もっともっと長い期間、心の旅をされている方もいらっしゃいます。
ご家族の死は、それほど強烈なんです。
**
それは「大往生だったね」というような、長寿で亡くなられる死とは違います。
- せっかく妊娠したのにお腹の中で子供が亡くなった。
- 幼稚園のかわいい盛りに亡くなった。
- 志望校を目指して勉強していた中学生や高校生で亡くなった。
- 将来が頼もしい20代で突然の事故や病気で亡くなった。
- お父さんやお母さんが、子供の頃に事故や病気で亡くなった。
- お父さん、お母さん、兄弟が、自から死を選んだ。
- 何らかの事故で、同席・同乗していた人は亡くなったのに、なぜか自分が生き残った。
これらは、強烈な死の体験です。
どうして?
何があったの?
何故助けられなかったのか?
どんな原因があるのか知りたい
何故 自分は生きているのか?
何をどう考えても、同じ考えが頭の中をグルグルと回っているだけです。
*
このような体験をされて「心の旅」をされている方の
お話を書くことは、私自身も躊躇していました。
同じ体験をしていない私が、悲しい心に向かって
書くことは出来ないと思っていました。
*
ところが
ご家族の死から20年も心の旅をされていた方が、
「心が大きく変わってきた」とおっしゃったのです。
*
同じような悲しみの方々のお心が、
ほんの少しでも楽になられたらと思い
ここに記しておきます。
*
体験はお一人お一人違いますので、
*
そこをご了承下さったうえで、お読みください。
20年間の『心の旅』を終えられたHCさん
「人と自分との違いを受け入れなれなかった。」
「今は、やっと、人と自分は違って良いと思うようになった。」
「私は私のペースでも良い!と 思えるようになったことで
自分のありのままを受け入れられるようになった。」
とHCさんは、笑って仰っていました。
猫ピカイアこと光乃 樫穂(こうの かしほ)が
HCさんのお話を聞いて、まとめて文章にさせてもらいました。
ここからは、HCさんの目線でお話させて頂きます。
HCさんが、20歳を過ぎた頃、ご家族が死を選びました。
残された家族は、悲しさ・無気力感で
やるせなさを感じて怒りさえ湧いてきました。
残された家族は、心に大きな穴が開きました。
この心の穴を何とか埋めようと、精神世界へ興味を持ち
インターネットが普及する前は、本を読んで瞑想していました。
やがてパソコンやインターネットが普及したので、
インターネットでセミナーを探して受講し始めたのが、
セミナージプシーのスタートでした。
どんなセミナーを受講しても、満足することがなかったのです。
期待して受講するのですが、帰りの電車の中で
「なんか違う・・・」とガッカリしていました。
何か、何か、自分の心にピッタリ合うメソッドがあるはずっと
新しいセミナーや講座を探しては、受講するようになりました。
新しいメソッドを受講すれば、きっと何か得ることがあると思い、
新しい先生に学べば、きっと何か変わるんだと期待して、
働いて、セミナー費用をためては、
次から次へとセミナーを受講しました。
精神世界のセミナーも、インターネットの普及で
様々な先生が次から次と出てらっしゃるので、
個人セッションを受けたり、ミニ講座に参加したりと、
約20年ぐらいセミナージプシーをしていました。
なぜそんなに次々とセミナーを受講したのか?
どんな答えが欲しかったのか?
どんなことに迷っていたのか?
毎日生きていることが辛くて、なにかいつも考えていました。
夜眠っていても、何か考えているので、
朝起きたら、ぐったりしていました。
漫然と死を望んだりしていたが、
本当に死に向かうことは、
とても怖いことで死に対する恐怖も強く感じていました。
自分は幸せになってはいけないのだと心の奥底で思っていました。
自分自身がこの世に存在して良いのだろうか?と罪悪感にも苦しんでいました。
日々の生活で、ダメダメと思う出来事や考えがあると、
セミナーを探して受講して答えを探したが、心に響く答えはありませんでした。
本当に、たくさんのメソッドの先生に個人セッションを受けても
心が晴れ晴れとすることがありませんでした。
次のセミナー代のために、働いていました。
働いていても、今思うととても消極的でした。
様々な先生に「あなたは○○ね!」と、分類されたり、
「あなたは○○が出来ていないの!」と、ダメ出しをされて、
迷うことが増えてしまいました。
今思えば、笑い話です。
それでも、自分を変えようと、新しいセミナーを
探しては受講してガッカリすることを繰り返ししていました。
現在もセミナー探しの癖が残っていて、
良さそうなセミナーを探していて、ハッと気がつくようになった。
もう、セミナーは必要ないと・・・(笑)
毎日毎日「良いことないよ」と思って生きていたので、
パワーストーンのパワーに魅了されました。
パワーストーンのパワーで自分が変われると思っていました。
パワーストーンを身につけると、自分自身の気が大きくなるようで、
パワーストーンを左右の手首と左右の足首に付けていました。
完璧な魔除けとして、毎日、つけていました。
瞑想の時は、さらに頭の上にパワーストーンを乗せて瞑想して
クラウンチャクラやハートチャクラを開こうと必死でした。
パワーストーンを付けると、何かが変わって自分の人生が良くなると信じて、
パワーストーンが、世間からくる邪悪なエネルギーをはねのけて、
守ってくれると思いました。
パワーストーンが自分の命の代わりのような気持ちで、
パワーストーンを身に着けていました。
両足首にパワーストーンを着けたのは、
「地球のパワーを使えるように」とお店の人に進められたので、
両足首にもパワーストーンの数珠を着けていました。
うっかりパワーストーンを付けるの忘れた日は、
不安がどっと襲ってきて、
働いていても落ち着かず、とても怖くて怯えていました。
「パワーストーンが無くても、
今日一日悪いことが起こりませんように!」と心の中で祈っていました、
何か不都合なことが起きると、「パワーストーンを付けるの忘れたからだ!」と
大騒ぎして、ビクビクして暮らしていました。
パワーストーンに大きく依存していたのです。
不安感を消すためにパワーストーンに頼って、生きていたのです。
こんなに不安だらけで、チャクラを開くなんて出来ませんよね。(笑)
でも、当時は必死でした。
なんとか、チャネリングが出来るようにと、毎日瞑想して
外国の先生のメソッドのチャネリングの練習を
歯を食いしばるような気持ちで練習していました。
これが、裏目に出るって、当時は思っていませんでした。
セミナーを受講していると、他の参加者さん達が
「出来た・わかった!」と喜んでいらっしゃるのを横目で見て
なぜ自分は出来ないのだろうと落ち込みました。
なぜ出来なかったのか、今ならわかります。
心を開く、今ここを感じる、自分を受け入れる、これらのことが、
知識だけで、腑に落ちる事ができていなかったんです。
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質問: パワーストーンの依存から脱却できたきっかけは、何ですか?
猫ピカイアさんの講座をスカイプで受講したのがきっかけになりました。
今まで、様々なセミナーを受講したが、セミナー中の疑問に対して
講師の先生に質問をしても、質問の答えをはぐらかされたり、
答えてもらえないことが多かったのです。
猫ピカイアさんは、小さな質問でも全ての質問に答えてくれて、
その答えがすごく腑に落ちた。
だから、もっと猫ピカイアさんの話しを聞きたいと思いました。
質問: 猫ピカイアの講座を受講して何が変わりましたか?
だんだんと心を開くことができたので、
自分を受け入れて、認めて、許して、ありのまま見れるようになってきた。
質問: 自分自身をありのまま見れるようになると、何が変わりましたか。
幸せを求めても良いと心から感じられるようになって楽になりました。
幸せを望む、認める、許す、ありのままの自分で良いと、
心に腑に落ちることで、身体が軽くなりました。
本を何冊も読んで、セミナーも様々に受講しても、
知識として知っているだけでは、何も変わらなかった。
腑に落ちる感覚を体感することで、エネルギーの流れがわかるようになりました。
受講して1年から2年ぐらいで、自然にパワーストーンに頼らなくなった。
両足首につけなくなって、両手首にもつけなくなったのです・・・
今、気がついたけれど!
両手・両足のパワーストーン
どこへ行ったのかしら?
どこへしまったのか忘れています!
あんなに、パワーストーンを付けていないと、
悪いことが起こる!って不安だったのにね?
パワーストーンを浄化する時間さえも、不安だったのに!
パワーストーンを人に組んでもらうのも怖かったので、
自分でせっせと組んでいました。
パワーストーンのゴムが切れてバラバラになった時も、
悪いことが起こるに違いないと、すごく焦って大変だったのに(笑)
もうすっかり、パワーストーンに頼らなくても良くなったら、
すっかりパワーストーンの存在すら忘れてしまいました。
(パワーストーンの役目が完全に終わったのです。)
質問: パワーストーンへの依存の他に怖がっていたことありますか?
櫛が折れる、鏡やコップなどが割れると、縁起悪いことが起こると思い込んでいた。
現在は、物の寿命が来ただけと落ち着いてみています。
暗闇も怖かったですね・・・
夜中にトイレに行きたくなかった(笑)
そして、自然と父への反発心も消えて
父を理解できるようになりました。
心が落ち着いて
素直な自分自身を表現できるようになりました。
これからは、私のように長く心の旅をされている
人々の役に立てればと思います。
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ここからは、猫ピカイアこと光乃 樫穂(こうの かしほ)の感想です。
ご家族の死から、スタートした心の旅が、やっと終わっりました。
自分を生きて良いのだ!
ありのままの自分で良いのだ!
と心底感じ取れた時に
すべての鉄のカーテンが取り払われて
HCさんの魂そのものが現れました。
魂そのもの、HCさんのばあいは、天使とその仲間たちでした。
チャネリングのトラウマもちょっとしたアドバイスで
簡単に取れました。
スピリチュアルガイドと楽にコンタクト出来ています。
私猫ピカイアこと光乃 樫穂(こうの かしほ)と出会った時が、
HCさんの長い「さなぎ時代」が終わろうとしていたのでしょう。
さなぎの殻をちょっと突っついて、脱皮のお手伝いをさせて頂きました。
私猫ピカイアこと光乃 樫穂(こうの かしほ)も良い勉強をさせて頂きました。
HCさんは、沢山のセミナーを受講されていますので、
この精神世界の表も裏も知っている
「隠れ ドン」のような存在になられていくのだと思います。
セミナージプシーの経験は、真似できるものではありません。
HCさんの財産になって、稀有な経験が沢山の
よそ様を助けることになると思います。
物に頼らなくても、心を開くことが出来るのです。
心を開けば、もう、パワーストーンも魔除けも必要ありません。
わたしはわたしの心を大切にします
わたしはよその方々の心も大切にします
自分の生きる道は自分で決める
ありのままのわたしを大事にする
すなおな自分を素直に表現する
物事の良い悪いを決めつけない等
腑に落ちる事柄は沢山ありますが、これらは束になって
どっさっと、わかってしまうのです。
その道のりが長い人もいらっしゃいますが、
HCさんが「あきらめなくて よかった」と仰いました。
あきらめないで求めましょう。
スピリチュアルガイドも守護霊も守護天使も
あなたの隣にいます。
あなたが、気が付かないだけです。
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